2006年02月

江川酒

江川酒」(静新2月27日朝刊)
狩野川にある蛭ヶ島を中州とする支流は江川と呼ばれていたとされますが、後北条時代、大和から移ってきた宇野氏によりこの地で名酒「江川」が醸造された歴史があります。後北条氏のもとで名酒「江川」はつくられており、上杉謙信や織田信長にも贈られたといわれています。また、宇野氏は製薬も営み、全国に酒や薬の販路を開き、一族が栄えていきました。宇野氏が江川姓を名乗り、その一族の中から頭角をあらわして、徳川家康に接近していったのは江川英長の時です。
江川英長は、慶長元(一五九六)年五千石の代官となって献上酒「江川」の酒造業も続けます。後に頼宣を生んだお万の方(養珠院)を徳川家康の側室にしたのは英長であると伝えられています。これが近世の韮山代官江川氏のはじまりだといいます。

漁村百選

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漁業漁村の歴史文化財産百選・大瀬神社が認定受ける
海の守護神として知られる大瀬神社が、「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」の認定を受けた。
「漁村百選」は、漁村には歴史的、文化の香り高い施設など多くの価値があることから、水産業・漁村に対する理解や関心を深めるため、歴史文化財産として認定するもので、全国から寄せられた応募総数は三百五十件。このうち都道府県の推薦を受けた二百二十七件の中から先月二十五日、水産庁により設置された選定委員会で、すぐれた施設として全国約百カ所が認定を受けた。
選定の対象となったのは、漁村にあって、歴史・伝統・文化、伝統的漁業、漁業史に残る出来事、漁業者とのゆかり、そのほかの故事に関する物語やエピソードのあるものや、建築、史跡など。地域の水産業、漁村の歴史上、重要な役割を果たしてきたものや、漁村を象徴する独特かつ伝統的なものといった点が選定基準で、県内では、大瀬神社のほか、「富戸のー魚見小屋」(伊東市)、「網屋崎の網小屋」(西伊豆町)が認定された。大瀬崎は、平日には撮影スポットとして写真愛好家らが、土・日曜には家族連れ、ダイバーが多く訪れる。「神社本殿のカッパ天狗の彫り物に感心する人も多いんですよ」と話すのは神社関係者。
百選認定について「(歴史文化財産として)価値が認められ、大瀬までの道が良くなれば、もっと観光客が訪れ、にぎわいが出るのでは」と期待を寄せる。
大瀬神社引手力命神社(ひくたちからのみことじんじゃ)と称される式内社(平安時代、律令の施行細則を集大成した法典である延喜式に登載された神社)。古くから駿河湾沿岸の漁民達の崇敬と尊信を集め、船を新造する時には必ず参詣し、海上の安全を祈願したと言われている。
そのため、毎年四月四日の例祭日には、市内沿岸から大漁旗で飾り立てた満艦飾の多数の船が集まるが、以前は遠くは蒲原・由比、相模湾岸などからもやってきた。
また、この祭典の日、船上の若者は女性ものの長襦袢を着て、ひょっとこなどの面を付けて頬かぶりをし、笛と太鼓の演奏に合わせて「チャンチャラオカシ、チャラオカシ」などとはやしたてる「勇み踊り」に興じ、"天下の奇祭”などとも言われる。この芸能の起源ははっきりしないが、伝わるところでは、かつて口野の古老は「(明治天皇皇后だった)昭憲皇太后がこの踊りをご覧になり、口野では『勇み踊り』と呼ばれた」と言い、「自分達が若い頃に始めた」と言う久連の古老もいた、といい、こうした話から、明治二十年代には現在に近い形のものが存在していたと考えられている。
神池(同神社境内地)海岸に近い場所にあるにもかかわらず真水の池で、フナ、コイ、ナマズなど約三万匹の淡水魚が生息。「伊豆七不思議」の一つ。ビャクシン樹林ビャクシン(柏槙)の樹林としては国内最北端で、イブキの仲間であるビャクシンが自然発生のまま群生しているところは、全国的にもまれ。樹齢千年以上と思われる老木も見られる樹林は全国的にも珍しい、と昭和七年、国の天然記念物に指定されている。
大瀬神社奉納漁船模型船主が新造船を造る時に模型をつくり、海上安全と大漁を祈って神社に参拝した時に奉納したもの。明治二十五年の大火で社殿が焼失したため、現存するものは、それ以降の奉納品。明治から昭和期にかけての駿河湾の木造船と漁民の信仰を知る上での貴重な資料として昭和五十.六年、県の指定文化財となっている。(沼朝2月24日号)
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庭先”染める”カワヅザクラ・沼津
沼津市下香貫の井村静夫さん方の庭先でガワヅザクラが6、7分咲きとなり、濃いめのピンクの花が道行く人の目を引いている。9年前に新築した際、記念に河津町内で手に入れた苗木を植えた。当時、1.2?ほどだったカワヅザクラは、4?近くまで成長した。
1週間ほど前から咲き始めた。今年は寒さが厳しく、開花は例年より10日は遅いという。(静新2月18日朝刊)

増誉上人像

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変わらぬ姿で松原見守る

沼津市の千本浜公園内にある千本松原を植樹したと伝えられている増誉(ぞうよ)上人の石像が立つ。平成十六年の強風で激しく損壊したものの、市民有志らの努力で無事
に復元され、以前と変わらぬ姿で松林を見守り続けている。
戦国時代、戦で松が伐採され、塩害に苦しんでいる住民を見かねた増誉上人は、お経を唱えながら一本一本の松を植樹したとされている。像は昭和四十四年、増誉上人の功績を後世に伝えていこうと建立された。
平成十六年十二月、強風で折れた松が直撃し、・頭、胴体、足の三体に割れた。一度は修復不可能ともされたが、公園のシンボルの復活を願う有志の修復発起人会が募金活動を展開し、市民や地元の小中学生らが浄財を寄せた。修復作業は昨年九月に終了した。(静新2月11日「ふるさと探訪」)

初午

初午

大手町出世稲荷

2月10日午前8時30分撮影

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