2009年09月

新潟国体開幕

 本県選手力強く 新潟国体開幕
 第64回国民体育大会「トキめき新潟国体」は26日、新潟市の東北電力ビッグスワンスタジアムで開会式を行った。本県は役員、11競技の監督・選手らが参加した。
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 47都道府県の選手団入場は北から南の順に行われた。本県は20番目に登場し、旗手の近藤真弓選手(アーチェリー成年女子)を先頭に32人が力強く行進した。
 大会は10月6日まで行われる。本県は479人の監督・選手らが31正式競技、2公開競技に出場する。
〈静新平成21年9月27日(日)朝刊〉

 三島駅南口再開発事業



 三島駅南口再開発ビル 売り場面積縮小
 詳細説明 住居棟は戸数増も
 組合施行による三島駅南口再開発ビルの経済状況悪化に伴う計画変更について、三島市は25日、定例会見などで詳細を明らかにした。商業部分の売り場面積の縮小などが主な内容で、事業コーディネーターの設計会社「アール・アイ・エー」(東京都)が10月上旬までに修正案をまとめるという。
 当初の構想では、12階の商業・ホテル棟と30階の住居棟を建設し、1?4階を商業部分にする内容だった。修正案では、商業部分について、物販は1、2階、3階をスポーツジムなどサービス系にし、売り場面積は1フロアを拡大するものの、全体では減る見通し。商業・ホテル棟全体の階数も減る方向という。
 一方で、住居棟については「新幹線停車の優位性もあり、マンション業者の熱は落ちていない」(企画部)ことから、当初構想の218戸より増やすことも考えられるという。
 企画部は「商業部分について、これまで接触してきた大手流通業者の参入意欲は急激に落ちている」としている。再開発準備組合は現時点では2013年10月の完成目標を崩していないが、企画部は「建設資金などの事業費をまかなう、いわゆる保留床のデベロッパーなどへの売却のめどが11月末ごろまでにつかない場合は、ゴールも見直さざるを得ない」とみている。
〈静新平成21年9月26日(土)朝刊〉

 三島駅南口再開発事業
 経済悪化で見直し
 三島市の三島駅南口東街区の再開発事業で、市は24日、経済環境の急激な悪化に伴い、再開発準備組合が事業全体を見直していることを明らかにした。市議会9月定例会の一般質問で市当局側が答弁した。
 答弁によると、再開発ビルについて、ディベロッパーや商業コンサルタント、流通業者に意見を聞いたところ、現在の経済環境下では商業施設の規模が大き過ぎるなどとして、規模や導入施設を見直した方が良いとの声が多かった。今後は、これらの意見を踏まえた修正案に基づき、核テナントの誘致などを積極的に行うという。
 当初の事業コーディネーターの構想では、地上30階建て、延べ床面積9万2000平方?、商業施設3万平方?、居住施設3万平方?、宿泊施設7800平方?を提案している。2013年10月の再開発ビル完成を目指している。
〈静新平成21年9月25日(金)朝刊〉

客船「ブレーメン」30日、清水港初寄港

客船「ブレーメン」30日、清水港初寄港
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 北極・南極や秘境などを航海できる探検クルーズ客船「ブレーメン」が30日、清水港に寄港する。同港への入港は初めて。
 ブレーメンは全長約111・5?、総トン数は6752トン。1990年、三菱重工神戸造船所で「フロンティア・スピリット」として建造され、後にドイツの企業が買い取って改装した。今回は横浜からインドネシアのバリ島へ向かう船旅の途中に立ち寄る。
 午前8時ごろ入港し、午後6時ごろまで停泊予定。日の出埠頭(ふとう)で東海大翔洋高吹奏楽部の演奏や岡小児童のなわとびパフォーマンスで歓迎するほか、芸者踊り、和太鼓演奏なども行う。
〈静新平成21年9月24日(木)朝刊〉

「沼津産アジ」PR

「沼津産アジ」PR
 内浦漁協 消費拡大へ初イベント
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 沼津市の内浦漁業協同組合(大沼富久組合長)は20日、同組合で初のアジ消費拡大イベント「奥するが湾活あじ祭」を同漁協で開いた。天然の入江を利用して地域で盛んに行われている養殖業の認知度を高め、「沼津産アジ」の新鮮な味わいをPRする狙い。
 アジ600匹を特設プールに移してすくい、すぐに刺身にして食べられるイベントを中心に、魚肉がたっぷり入った「大漁鍋」や水揚げした魚の販売などを繰り広げた。
 快晴に恵まれ、会場は首都圏からの観光客で大にぎわい。家族連れがプールを囲んで、動き回るアジを追った。群馬県の祖父母と来場した鈴木星琉ちゃん(4)は「すごく楽しかった」と笑顔を見せた。
 同漁協は一日あたり約2千匹を地元や首都圏に出荷しているという。大沼組合長は「沼津産アジのおいしさを記憶してもらい、数あるブランドの中から『沼津産』を選んでもらうきっかけになれば」と話した。組合はイベントの再度開催を検討している。
(静新平成21年9月21日(月)朝刊)

脱官僚依存・闇将軍の危機

識者評論「鳩山新内閣発足」?
「脱官僚依存」の危機 評論家 立花隆氏
 党組織の権力強大化
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 鳩山新政権が成立した日、真夜中にはじまった新閣僚の記者会見を見て、途中からウンザリするとともに、こりゃダメだと思った。「これは明治維新以来の革命だ」だの、「新しい歴史が切り開かれた」だの、もっともらしい美辞麗句がさかんにならべられたが、その革命の実体がさっぱり見えてこない。
 政権交代が事実上確定したのが、もう2週間以上も前だというのに新政権への移行が何も準備できていないのだ。国家戦略局という新しい組織。そこで予算編成の大枠から、あらゆる国家的グランドデザインを練るという。
 担当の副総理菅直人は、どういうスタッフで、この組織を運営するのかと問われて、新組織だからスタッフは事実上いない(民主党の担当職員が若干)と白状せざるをえなかった。予算を直接担当する財務省との線引きを問われると、財務大臣とよく話し合うとしか答えられなかった。国家戦略局は、小泉内閣の経済財政諮問会議(廃止する方針を表明)に代わるものなのか、と問われると、原理的に全くちがうという理念的な説明しかできなかった。
 具体的な話ができず、理念的な答弁しかできなかったのは菅直人だけではない。既存の組織を持つ大省庁の担当大臣も同じだった。みな具体的仕事を担当する事務方の役人と事前の打ち合わせが何もできなかったから具体的な話ができないのだ。
 鳩山内閣がスローガンとしている「脱官僚依存」を実現するために、官僚と事前の打ち合わせをしないように強いお達しが出ていたのだという。
 聞いて唖然(あぜん)とした。どんな仕事も、現場の担当者との打ち合わせ抜きにいい仕事ができるわけがない。大臣になったらすぐに事務方と打ち合わせて、もっと中身があることをしやべるべきだった。
 少数のベテラン政治家は自分の言葉で中身があることをしゃべったが、多くのダメ大臣たちは、「これからやるべきことはすべて、マニフェストに書いてあります。私はマニフェストでお約束したことを忠実に実行していくだけです」の一言をいろんなバリエーションでしゃべっただけだった。こいつらアホかと思った。民主党は何か根本的なところでかんちがいしているのではないか。官僚と事前打ち合わせをさせたら官僚のマインドコントロール下におかれてしまうと心配したようだが、そういう低レベルのダメ政治家を大臣に任命したからこんなことになるのだ。お粗末人選をタナに上げて、もっぱら官僚を諸悪の根源視したのは筋ちがいだ。官僚は行政のプロであり、行政組織とは官僚の集まりそのものである。総理大臣は行政組織の長なのだ。官僚の長が脱官僚をいうなど大まちがいだ。大臣もいい仕事をするには、官僚を敵にまわすのではなく、公僕としてもっともっと働かせることを最優先すべきだ。
 だいたい、マニフェスト、マニフェストとしかいえない政治家たちは、一見「脱官僚依存」したようで、マニフェストを作った「党官僚」への依存を強めただけではないのか。政治家にとって一義的に重要なのは、自立心であり、自分の考えを持つことだ。議員の党官僚への過度の依存は党官僚組織を強大化し、かつてのスターリンのような党書記長職の権力を一方的に高めてしまう。これはキケンだ。
(静新平成21年9月18日夕刊)

識者評論「鳩山新内閣発足」?
永久闇将軍的権力の確立 評論家 立花隆
 角栄超える小沢幹事長
 民主党の場合、スターリン的な党組織の専制政治化がすでにもたらされているのではないか。この場合、書記長ではなく幹事長と呼ばれているが。
 今回の選挙の最大の立役者として、幹事長小沢一郎の功績が大きく評価され、参院選も彼が中心的に仕切ることになった。すでに民主党内の小沢の影響下にある議員の数は150人になんなんとして、ゆうに一つの政党以上になっている。日本の政治史上、これにならぶ数の力を一身に具現したのは、全盛時代の田中角栄だけである。あの時代、田中は自民党の総裁すなわち日本国の総理大臣の首を次から次にすげかえ、希代のキングメーカーといわれた。
 この勢いで参院選でも小沢の勢力がふえると、小沢は民主党の代表の首を自由にすげかえることが可能になり、民主党を足場にした小沢の永久闇将軍的権力が確立することになる。田中の秘蔵っ子といわれた小沢の政治家のモデルは田中角栄である(とくにその政治力の行使の仕方において=自分の思い通りに政治を動かそうとする欲望の強さにおいて)。そこまでいくと、小沢は師をしのぐことになる。
民主党のプランによると、官僚組織の中に多数の政治家を副大臣とか政務官などの形で送りこむことになる。それと、国会の各常任委員会を多数派として支配することを通じて、官僚組織を完全にコントロールできる体制をととのえるのだという。
 そうなると、世界最強といわれた日本の官僚組織が小沢の完全コントロール下におかれるわけだ。そのような未来を予知させる事態がすでに出現している。官僚の力をそぐために、事務次官など官僚組織のトップが独自の記者会見をすることが禁止された。官僚の情報発信力を奪ってしまうわけだ。官僚組織のトップたちの集まりであった事務次官会議もつい最近廃止された。官僚たちの内部的自己調整機能を奪うわけだ。
 事務次官会議を仕切るのは事務方の官房副長官で、影の総理大臣と呼ばれてきた。麻生政権最後の官房副長官は元警察庁長官の漆間巌で、彼は、民主党代表だった小沢の西松建設からの献金問題が起きたとき、「この事件は自民党には波及しない」とのイレギュラー発言をしたことで、民主党(つまりは小沢一郎)の怒りをかっていた。今回事務次官会議廃止でクビを取られたのもそのせいだろうといわれている。
 西松建設事件の影響は他にもある。あのとき、小沢に民主党代表を辞任すべしとアドバイスした民主党長老が一人は渡部恒三、もう一人は藤井裕久だった。渡部は今回の人事で衆院議長確実といわれたのに外された。藤井は財務大臣確実といわれたのに一時は外されかかった。それもあの辞職勧告のためといわれた。
 ともかく、今回の人事で閣僚人事も、党役員人事も基本的に小沢の圧倒的な影響下で決されていったと伝えられている。これから民主党の政治家たちはみな小沢の影響下におかれざるをえないし、日本の官僚組織のすべても小沢の意向を気にしながらことを決めていくことになるだろう。岩手小沢王国で起きたことがこれから全国規模で起きていくことになるのではないか。
 そんな世の中になったらたまらんなと思う。一見清新な鳩山政権の誕生も素直には喜べない。
(静新平成21年9月19日夕刊)
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