2010年02月

「汚泥不法投棄 社長を逮捕」

「汚泥不法投棄 社長を逮捕」

処理法違反容疑を否認

 「部下が勝手に」 沼津署など

 沼津市の環境技術会社「地球環境秀明」の社員らが油を含む大量の汚泥を下水に不法投棄したとされる事件で、沼津署と県警生活環境課は11日、廃棄物処理法違反の疑いで沼津市原354の1、同社社長高嶋康豪容疑者(58)を逮捕した。

 逮捕容疑は、社員の富田広信容疑者(60)3人=いずれも同容疑で逮捕・送検=と共謀して、昨年528日から625日までの間、3回にわたり、産業廃棄物の油を含む汚泥を清水町の同社営業所敷地内にある公共汚水槽に不法投棄した疑い。

 高嶋容疑者は11日正午ごろ、弁護士とともに同署に出頭した。同署によると、「流したとすれば、部下が勝手にやった」と容疑を否認しているという。

 同署などは社長の指示の下、不法投棄していた可能性が高いとみて高嶋容疑者の逮捕状を取って、行方を追うとともに、弁護士を通じて出頭を呼び掛けていた。

 また、11日までの調べで、逮捕された3人のうち、否認を続けていた富田容疑者は容疑を認め「会社の方針でやった」と高嶋容疑者の指示があったことをほのめかす供述を始めたという。

 高嶋容疑者は、創業200年を誇る沼津市内の老舗酒造会社の元当主で、地元の名士として強い影響力を持っていた。高嶋開発工学総合研究所を設立して、日本酒造りで得た発酵技術の研究を進め、1999年に設立した「地球環境秀明」では、複合的な微生物の働きを活用した「複合発酵技術」を利用したバイオリサイクルトイレや排水浄化処理装置などを開発・販売していた。

(静新平成22212日朝刊)

汚泥を不法投棄の疑い






油含んだ汚水を不法廃棄 産廃会社社長を逮捕 静岡県警

2010.2.11 16:43(産経webnews)

 油を含んだ工場排水を不法に下水道に捨てたとして、静岡県警沼津署は11日、廃棄物処理法違反容疑で、産廃処理会社「地球環境秀明」の社長、高嶋康豪容疑者(58)=同県沼津市=を逮捕した。

 同署の調べによると、高嶋容疑者は同社社員ら3人と共謀し、昨年5月28日から6月25日の間、3回にわたり、岐阜市内の工業用ふきん洗浄工場から出た排水を、公共汚水槽に捨てた疑いが持たれている。

 同署は今月8日、同社社員ら3人を逮捕。高嶋容疑者は11日朝、同署へ出頭した。会社ぐるみで不法投棄を繰り返していたとみて詳しく調べる。


 沼津・汚泥不法投棄 「上司の指示」

 沼津市の環境技術会社の社員らが油を含む大量の汚泥を公共汚水槽に不法に投棄したとされる事件で、沼津署などに廃棄物処理法違反容疑で逮捕一された3人のうち、元同一社社員の堤直樹容疑者(38)=沼津市東原=が同署の調べに対して「上司に指示された」と会社ぐるみで投棄したことを認める供述をしていたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。

 同署などは同社上層部一の関与を裏付ける供述と判断し、同容疑で同社社長(58)の逮捕状を取って行方を追っている。

 3人の逮捕容疑は昨年56月の間、計3回にわたり、岐阜県の業者から出た産業廃棄物の油分を含む汚泥を清水町の営業所内にある公共汚水槽に不法投棄した疑い。

 捜査関係者によると、逮捕された3人のうち、不法投棄の実行役だったとみられる堤容疑者は容疑を認め「上司からの指示で嫌々やった」などと話しているという。同じく実行役とみられる元社員原田栄二容疑者(58)=同市原=も容疑を大筋で認める供述を始めた。一方、汚水処理施設の現場責任者だったとみられる同社社員富田広信容疑者(60)=同市大岡=は否認を続けているという。

 同署などは同日、「会社員」と報道発表していた原田、堤両容疑者の職業を「無職」に訂正した。2人が「131日付で解雇を言い渡された」と説明したという。

 また、廃油を出した岐阜県の業者はおととし、排水処理装置が「十分な性能を発揮しない」として、この環境技術会社に対し、23500万円余りの損害賠償を求める訴訟を静岡地裁沼津支部に起こし、現在、係争中。

(静新平成2229日朝刊)




汚泥を不法投棄の疑い 環境技術会社3人逮捕

02/08 15:07


100208-01 油の混じった汚泥を公共汚水槽に不法投棄していたとして沼津署と県警生活環境課は8日、廃棄物処理法違反の疑いで、環境技術開発会社(沼津市)の現場責任者と作業員計3人を逮捕した。同署などは、会社ぐるみで複数回にわたって不法投棄していたとみて、同社の社長(58)の逮捕状を取り、行方を追っている。

 逮捕されたのは、いずれも同社社員の沼津市大岡の容疑者(60)、同市原の容疑者(58)、同市東原の容疑者(38)の3人。

 3人の逮捕容疑は2009年5月28日から6月25日までの間、計3回にわたり、産業廃棄物の油を含む汚泥を清水町の同社営業所の敷地内にある公共汚水槽に不法投棄した疑い。同署の調べに対し、大岡の容疑者は容疑を否認。原の容疑者も一部否認しているという。

 同署によると、工業用タオルのリース業などを行う岐阜県内の業者が昨年、環境技術開発会社の浄化システムで浄化できなかった大量の汚泥を同社営業所に送ってきたという。同署などは、大量の汚泥の処分に困った現場責任者の大岡の容疑者らが原、東原の両容疑者に指示して、捨てさせたとみている。

 事件のきっかけは昨年5月から6月の間、計6回にわたって県の狩野川西部浄化センター(沼津市原)の汚水処理槽に黒く濁った油分が混入しているのを同センター職員らが確認した。汚水処理槽内の酸素濃度が下がり、汚水を分解する微生物の一部が死滅したことで、処理機能が一時、大幅に低下したという。

 6度目の油分混入で、機能停止の危険性を感じた同センターと県沼津土木事務所などが沼津署に被害を届け出て、混入経路の特定を急いでいた。不法投棄された汚泥が下水道を通じて同センターに流れ着いたとみられる。

(静新平成2228()webnews)

 県の処理施設に打撃「環境企業の裏切り」

 大量の汚泥を公共汚水槽に捨てていたとして環境技術開発を手がける「地球環境秀明」の社員3人が8日、廃棄物処理法違反の疑いで逮捕された不法投棄事件。環境保全をうたう会社の関与が明るみになったことに、県沼津土木事務所の担当者は「処理機能低下の原因は特定できたが、環境問題に取り組む業者の裏切り行為に驚いている」と憤りをあらわにした。

 同社は1999年に設立。微生物の働きを活用した環境浄化製品の開発を行い、同社のバイオトイレは県内外の大規模行事でも採用され、同業者からも注目されていた。

 汚泥が流れ着いた県の狩野川西部浄化センターは、県東部32(沼津、三島、裾野市、長泉、清水町)の約26万人分の生活排水を処理する県内でも2番目の規模。処理された水は沼津、富士市などを流れる沼川を通し駿河湾に排水される。微生物が完全に死滅すれば、汚水槽内の微生物の入れ替えには半年程度かかり、上水道の使用制限にもつながる恐れがあったという。

(静新平成2228日夕刊)

 

沼津白銀町強盗殺人事件関連記事

白銀町殺人事件関連記事

 沼津の強盗殺人 初公判は来月11

 沼津市の路上で昨年1月、アルバイト店員沼田太さん=当時(33)、同市西間門=が殺害され、財布などが奪われた強盗殺人事件で、静岡地裁沼津支部は10日、第6回公判前整理手続きを行い、強盗殺人罪などに問われたフィリピン国籍、住所不定、無職の男(20)=当時(19)=の初公判を311日に開くことを決めた。殺意の有無などが争点になる見込み。

 男は強盗殺人のほか、強盗致傷など4事件で起訴されている。

 起訴状によると、男は共犯の同国籍の無職少年(19)=強盗致死罪などで服役中=と共謀し、昨年131日深夜、沼津市白銀町の路上で、沼田さんをナイフで刺し暴行して殺害。財布などが入ったリュックサックを奪ったなどとされる。

(静新平成22211()朝刊)

JR貨物社長 富士への統合否定的

 JR貨物社長 富士への統合否定的


100211-01 
JR沼津駅周辺の鉄道高架事業をめぐり、JR貨物の小林正明社長は10日、都内の本社で行った定例会見で、川勝平太知事が展開している沼津貨物駅の不要論に対し、「(鉄道高架)事業は県事業。知事が変わり、考え方が変わったのかもしれないが、それは厳然として残っている」と反論し、「明治22年の立地以来、120年にわたり地元に貢献してきた。今後も使命を大いに果たさなければならない」と代替駅の必要性を強調した。

 富士地区の貨物駅に移転統合する可能性については「可能であればこの問題がなくても統廃合している」と否定的な見解を示した。同席した惟村正弘執行役員営業部長は「吉原は(製紙工場向けの)特殊な駅。富士は県が用地を拡張してくれれば別だが、沼津駅で取り扱い可能な長い貨物が扱えない」と指摘した。

 また、小林社長は川勝知事に面会を申し込んだことを明らかにした上、知事に対し、こうしたことを「真摯(しんし)に説明し、理解してもらわなければならない」と述べた。ただ、地元への説明については「地域のお役に立っていると確信している。不要論に説明義務が生じるという(知事の)指摘は納得しがたい」とした。

 惟村部長は沼津貨物駅で扱っている貨物について、「確かに取扱量は少ない」と認めた上、「トラックや船で運ぶことが難しい化学薬品や長尺物のほか、青果物など生活に密着した貨物も安価に運んでいる。沼津貨物駅の機能をセールスポイントに企業誘致も進んでいる」と説明した。

(静新平成22211()朝刊)

検証・沼津10年度予算案下

検証・沼津市10年度予算案 下

 基盤整備進むも危機感


100205-01 旧戸田村が沼津市に編入合併して
5年がたった。新市建設計画も期限10年の折り返し地点を迎え、旧市村で結んだ72"約束事"はすでに8割以上が着手された。「戸田村ではできなかった大規模事業を、沼津市がやってくれている」(元村議)と合併効果を評価する声もあれば、「合理化の影響に見合うだけの効果が実感できない」(民宿経営者)と否定的な意見もー。地域住民の受け止め方はばらばらだ。

 沼津市は、新年度の当初予算案に戸田地域活性化センター(仮称)の整備費7900万円を盛り込んだ。旧戸田村の当初予算に匹敵する総額15億円規模の事業で、同計画の目玉の一つに位置付けられている。

 戸田の市民窓口事務所(旧村役場)は津波危険区域内にある。防災拠点施設はなく、避難地は市道が指定され住民は災害時に路上でのテント生活を迫られかねない。センターはこうした課題を解決し、老朽化が進む「壱の湯」や「老人憩の家」、観光案内などの機能を集約した施設として、隣接する県の中山間地域活性化施設と連携を図る。民設民営から公設へと若干の遠回りがあっただけに、合併協の委員を務めた元村議の山口純一さん(63)は「ようやく実現のめどが立った」と胸をなで下ろす。

 新市建設計画ですでに着手した62事業分の予算総額は概算で65億円。防災ヘリポート整備や高規格救急車導入、戸田から市街地への動脈に当たる県道整備など6事業は完了した。暮らしに直結する基盤整備は着々と進行している。

 合併後の戸田は「魅力的な観光レクリエーション基地」と位置付けられているものの、かつて40万人が訪れた海水浴客は4万人に減り、観光業界は「伊豆縦貫道が完成すれば、客足はさらに遠のく」と危機感を募らせる。戸田特有の地域資源をどう生かして誘客につなげるか、センターの整備後を見据えた取り組みも期待される。

 「沼津の南端ゆえに、交通アクセスが戸田の生死を分ける」と地元市議の水口淳氏は指摘する。「東名の休日特別割引で、旅行客が以前より混雑を意識するようになった。大型バスも含め、こうした客が沼津イン

ターからすっと市街地を抜けられるようにしないと」。中心部の渋滞解消策が戸田に与える影響を強調した。(東部総局・海野俊也、大須賀伸江が担当しました)

(静新平成2225日朝刊)

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