2011年07月

セシウム牛新聞記事

 福島・浅川町産牛肉

 イオン、本県9店で販売

 放射性セシウムを含む稲わらを与えられた肉用牛が福島県浅川町の畜産農家から出荷された問題で、イオンは16日、牛5頭分の肉、計320㌔を、本県と東京、千葉、神奈川、石川の14県にあるグループの14店舗で販売したと発表し、店舗名も明らかにした。

 イオンによると、静岡県内での販売はイオンキミサワ系列の9店舗で、販売量は計1285㌔。427日から519日にかけて売られ、販売日は店舗により異なる。細切れやモモステーキ、シチュー用すね肉などとして精肉売り場に並び、全て販売済みという。

 同社は店頭に経過を説明する掲示を行い、返品や返金の対応を取っている。国や自治体は流通経路は明らかにしているが、販売店舗名は風評被害の懸念などを理由に非公表としてきた。同社の担当者は「消費者の安心安全を担保するため、物販や飲食などに関わる場所をすべて自主調査し、公表する結論に至った」と説明した。

 また、県衛生課は同日、愛知県と京都市からの情報提供に基づき調査した結果、イオン関係の店舗のほかに掛川市の飲食業者が21㌔、伊豆市の食肉販売業者が72㌔、伊豆の国市の飲食業者が66㌔を販売したり、提供したりして、すべて消費されたと発表した。

 イオンが「福島県浅川町の牛肉を販売した」として公表した静岡県内の店舗名は次の通り。

 キミサワ加茂川店(.島市)▽キミサワ千代田店(静岡市葵区)▽キミサワ壱町田店(三島市)▽キミサワ修善寺店(伊豆市)▽キミサワ裾野店(裾野市)▽キミサワ富士宮小泉店(富士宮市)▽ザ・コンボグランリバー大井川店(焼津市)▽キミサワ函南店(函南町)▽キミサワグラッテ香貫店(沼津市)

【静新平成23717()朝刊】

第64回沼津夏祭り交通規制図

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沼津第一小慰霊祭

 沼津一小PTA

 戦災死去の児童・教職員追悼

 住民代表者ら献花
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 沼津市立第一小PTA(平井恒雄会長)2日、いずれも校内にある戦災などで死亡した児童や教職員の慰霊碑や、江戸初期に死去した三枚橋城主大久保忠佐公を祭る「道喜塚」で慰霊祭を開いた。追悼の言葉や花束をささげて、亡くなった人たちをしのんだ。

 児童を代表して6年の中村明日花さんが、東日本大震災の被災地に思いをはせながら「日々の生活を大切にしたい」と命の大切さを訴えた。6年の杉本穏香さんは「亡くなった皆さん、いつまでも見守ってください」と呼び掛け、校長や地域住民の代表と献花した。

 同市は終戦の年となった1945年に7回空襲に遭い、315人が犠牲になった。同校も校庭に爆弾が投下されたり、当時5年の児童が帰宅した自宅で爆撃を受けて命を落とした。慰霊祭は幅広い地域住民の参加を募る

ため、納涼祭の前に実施した。地域住民も多数集まり、浴衣姿の子どもたちに交じって熱心に話に耳を傾けた。

【静新平成2375()朝刊】

沼津港深海水族館

「沼津港深海水族館」12月開館

目玉は“生きた化石”シーラカンス標本常設展示 地元の2社企画・運営
20110704
 

 沼津市の水産物卸、佐政水産(佐藤隆是社長)が沼津港隣接地で建設中の水族館が、世界的にも希少なシーラカンスの常設展示施設となることが3日までに分かった。東京・赤坂サカスなどでシーラカンスの企画展をプロデュースした実績がある三島市のブルーコーナー(石垣幸二代表取締役)が参画し、冷凍とはく製の標本計5体をメーンに展示する。12月の開館に向け、水族館の名称も「沼津港深海水族館シーラカンス・ミュージアム」に決まった。

 古生代からの形態を保ち、「生きている化石」と呼ばれるシーラカンスは1990年、ワシントン条約での規定が、それまでのⅡ類から国際商業取引が全面的に禁止される1類に引き上げられた。両社は民間調査撮影グループの「日本シーラカンス学術調査隊」(解散)80年代にアフリカ・コモロ諸島で捕獲し、国内に持ち込んだ個体を展示用に確保した。

 水族館は9月に開業する飲食モール「港八十三番地」に併設する。鉄骨2階建て、延べ床面積970平方㍍。1階は駿河湾と深海をテーマとし、2階をシーラカンスの展示に充てる。2002千点を展示予定。管理水量は約42㌔㍑。

 2階は冷凍のシーラカンス個体2体を収めたケースを中央に据える。はく製個体を天井からつるして展示するなど、全方位から観察できるよう工夫する。シーラカンスの特性、生息する海の環境、進化学上の位置付けなどを展示解説し、遊泳を撮影した貴重な映像も披露する。

 佐政水産が管理運営、ブルーコーナーが飼育と展示企画を担う。石垣代表が館長を務め、前サンシャイン国際水族館長の安永正氏を副館長として迎える。

 国内外の水族館への生体納入、海や魚に関する催事の企画などを手掛ける石垣代表は「シーラカンスの前所有者から『可能な限り日本で展示をしてほしい』と託された。日本人が懸命に守ってきた貴重な財産。地元沼津での展示に自分の経験を注ぎたい」と力を込める。佐政水産の佐藤慎一郎専務は「どこにもまねのできない水族館を目指して準備している。運営を通じて沼津港の活気を増していきたい」と話した。

【静新平成2374()朝刊】

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