2015年10月

「あの築山」は危険がいっぱい

「あの築山」は危険がいっぱい

 河辺龍二郎

2015年10月30日11時50分20秒0001 沼津市は、千本常盤町の「あの築山」造成工事に十月初めに着工しました。私ども沼津牧水会理事会は、この時点で着工することに、全会一致で強く反対しました。松の木の存続もさることながら、計画変更の紆余曲折の中で、「あの築山」が、以下に述べるような危険なものになってしまうことを危惧したためでもあります。危険を承知の上で、あえて強行する沼津市の姿勢に、「あの築山」自身の危険以上の「危うさ」を感じるのは、私だけでしょうか。

 1、芝貼表土流出の危険…三〇度を超える急斜面が多く、表土の厚さはわずか三〇㌢。しかも地山(じやま)はセメント系の強化剤混入により不透水層になると思われるので、雨水による流出は必至である。

 2、仮設土嚢崩落の危険…今春根回しをした三本の松(「孤高の松」と「夫婦の松」)の発根状況を確認するまでの間(約三年)、その周囲に、土嚢が六㍍の高さまで、七〇度近くで積み上げられることになっている。地山は地盤強化剤により、ある程度固形化すると思われるが、ビニール製の土嚢は地山に寄りかかっているだけで、一体化はされない。ちょっとした地震でも揺すぶられれば、土嚢がばらばらに崩落する危険性がある。

 3、「孤高の松」の移植もしくは移植調査作業時、土嚢下の掘削による土嚢崩落の危険…この場合は、作業者の人身事故につながるおそれがある。

 4、地山本体の接地面での境界面すべりによる崩壊の危険…地山本体は固形化するとしても、元の細砂地盤との摩擦係数は大きなものとは思えない。地中に埋め構造物とは異なり、地表に置かれただけなので、拘束される条件はない。巨大地震の大きな水平力が加わった時、一旦動けば、摩擦係数は、さらに小さくなり、大崩壊につながりかねない。

 5、細砂地盤の液状化の危険…沼津市の現在のハザードマップでは、液状化の危険度は「ない」及び「対象外」と表示されているが、静岡県の詳細資料(*)によれば、危険度「大」と指摘されている。

 平成十三年度、沼津市発行の旧マップでも、県資料と同じく危険度「大」になっているので、現マップの意味するところは、「ない」ではなく「対象外」と推測できる。となれば、計画の前提は、当然危険度「大」であるべきであろう。この点について、計画の根幹にかかわることであり、大いに考慮されてしかるべきである。(*GIS静岡県統合墓盤地理情報システムを参照)

 6、子ども達にとって危険な遊び場所となる…子ども達は危険な場所が好きである。命にかかわるような大けがをしてからでは遅い。

 7、松が枯死する危険…「孤高の松」をはじめ多くの松が、「あの築山」によつて、根方を圧迫されることになり、徐々に活力を奪われ、枯死するおそれがある。

 多くの市民は、適切な対応が取られて、これらの危険がすべて杞憂に終わってくれることを願っていると思います。しかし、この危険の中には、何十年、何百年に一度起こるかどうかというものも含まれています。このまま進行すれば、誰もが安堵の胸を撫で下ろすことなど、できないでしょう。すぐには起こるかどうかわからない危険に対処するのが、「危機管理課」の使命であろうことを考えると、ことさら危険を生み出しているかに見える「あの築山」、の築造は、実に罪が深いと言わざるを得ません。

 (群建築研究所沼津代表・沼津牧水会理事)

【沼朝平成271030()言いたいほうだい】

高尾山古墳保存と道路整備 11月19日協議会の第2回

高尾山古墳保存と道路整備 1119日協議会の第2

2015年10月29日11時02分55秒0003 「高尾山古墳保存と都市計画道路(沼津南一色線)整備の両立に関する協議会」の第2回が十一月十九日午前十時から正午までプラサヴェルデ四階の四〇七会議室で開かれる。

 前回と同様、大橋洋一委員(学習院大学法科大学院法務研究科長)、久保田尚委員(埼玉大学大学院理工学研究科教授)、矢野和之委員(文化財保存計画協会代表取締役、日本イコモス国内委員会事務局長)の有識者三氏と県幹部二人からなる五委員が出席する。

 前回は、古墳と道路の両立整備案を再検討するよう委員側から市側に要望が出された。今回は、市側が再検討案を提出し、委員による討議が行われると見られる。

 前回と同様、一般傍聴を受け付ける。会場内に約五十席、別室にも約五十席が用意される。別室では中継モニターを視聴する形式になる。

 傍聴席は先着順。午前九時二十分に会場前で受け付けを開始し、五十分に締め切る。

【沼朝平成271029()号】

旭化成建材がくい打ちを行った静岡県発注の沼津の施設名または工事名

旭化成建材がくい打ちを行った静岡県、発注の沼津の施設名または工事名

・平成15年度金岡浮島線重点街路整備事業(水路工)(沼津市)

・平成19年度金岡浮島線重点街路整備事業(水路工) (沼津市)

【静新平成271027()朝刊】
2015年10月27日11時40分47秒0001 

蛇松緑道説明板書き直される。N氏よりのメール追加

長い間、蛇松線の開通年代が間違っていた、説明板。
N氏の指摘で沼津市は、やっと新しい説明文に直し掲示された。
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 N氏よりのメール

蛇松緑道説明板の記載内容の誤りについては、以前市緑地公園課に指摘しました。 が、重い腰を上げない市は数ヶ月間にわたって何もせず、これを放置したままにしていたため、再三対応するよう促した結果、ようやく新たな説明の文章を掲示しました(私は2カ月ほど前に自分で確認しました)。ところが、この文章も添削が不十分なためか誤りが残ったままなのです。

本文4行目の「明治21年」がそのままで直っていません(正しくは「明治20年」)。そして、肝心なことが抜け落ちているのです。

県内最初の(機関車が走った)鉄道であるということは蛇松線にとっては最も大切なことのひとつです。そのことが記されていません。

新たな文章を掲示するに際して、誤りを指摘した私に一言あってもよさそうだと思うのですが、何の連絡もありませんでした。勿論、このことも後に指摘しましたが、やはり今もそのままです。

このような中途半端な仕事に、一市民として憤慨したと同時にがっかりもしました。

H・N

 

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