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寝台「出雲」廃止を検討・JR西、乗客減で
JR西日本は十六日、来年三月のダイヤ改正で、東京と出雲市(島根県)を結ぶ寝台特急「出雲」の廃止を検討していることを明らかにした。
飛行機や高速バスに押され、乗客の減少が続いているため。同じ区間を岡山経由で結ぶ寝台特急「サンライズ出雲」は存続させる。
「出雲」は一九七二年三月にデビュー。東海道線、山陰線経由で一日一往復し、出張や観光のほか、年末には帰省にも利用されている。最近は乗客が平均約八十人と、ピーク時の三分の一に落ち込んでいる。(静新12月16日夕刊)