沼津駅前地下道明るくなって開通・歩きやすさにも配慮
沼津市中心街の再開発事業に伴って一部区間の改築工事が行われていたJR沼津駅前地下道が二十四日、開通した。沼津駅や駅前再開発ビル方面へ向かって既存通路を延長するとともに、明るさや歩きやすさに配慮した空間となった。
工事対象区間は昨年十一月から通行止めとなっていた。従来の階段を解体した後、再開発ビル側へ通路を約三十?延ばし、JR沼津駅方面と仲見世通り方面へ上がる階段を、二カ所新たに整備。延長した通路の幅は既存通路と同じ五?だが、高さは三十?高い二?五十?とした。また、、暖色系の塗装を施して明るい雰囲気を出すとともに、既存通路では階段にしか設置されていなかった手すりを、通路全域に取り付けた。手すりは二段式で、高齢者や子供などが利用しやすくなった。
同日は正午から供用が始まり、以前とは見違えるほど明るくなった地下道に驚きながら歩く市民の姿が見られた。平成二十年の再開発ビルオープン時には、地下道からそのままビル内へ入ることができるようにもなる。(静新平成19年4月25日(水)朝刊)
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