水質すべて「遊泳可」

 県内の海水浴場 放射性物質検査なし

 県は16日、県内56海水浴場の2011年度水質調査結果を発表した。全ての海水浴腸が環境省の水質判定基準で「遊泳可能な水質」だった。

 水質判定基準に放射性.物質の調査は含まれていないが、県生活環境課は 「市町が独自に行っている調査結果や神奈川県などの周辺の海水の状況を踏まえれば、健康を懸念するようなことは無い」としている

発表によると、「適」判定(水質AAA)のうち、AAは40カ所で、熱海サンーチは水質Bから2段階向上した。ただ、AAA10年度よりそれぞれ3カ所ずつ減り、「可」判定のB6カ所増えた。

 調査は45月に県と静岡、浜松、沼津の3市が行った。病原性大腸菌Oー157はすべての地点で検出されなかった。

【静新平成23617()朝刊】110617-01