陥没区間に仮橋設置へ着工 伊豆市の国道136号
2007/07/31 (静新ITニュース)
地滑りによる陥没で通行止めになっている伊豆市土肥の国道136号の応急復旧策について、県は30日、陥没区間に延長50メートル、幅4メートルの仮橋の設置を進め、片側交互通行の形で8月12日の供用開始を目指すと発表した。
仮橋の設置に向け、県は30日までに、陥没区間の土砂の一部撤去や専門技術者による現地の地質調査、仮橋の設計作業を完了させ、陥没区間の前後の地盤が安定している部分に橋台を造る工事に着手した。仮橋は鋼製で総重量約100トン。8月2日に愛知県内から分割してトラックで現地に運ぶ予定。
県によると、23日に確認された同国道の地滑りは現在も1時間に約8センチのペースで続いている。陥没区間は約40メートルにわたり、約6メートルの段差が生じている。県道路保全室は「天候や地滑りの進行次第で供用開始が遅れる可能性があるが、仮橋の設置によって、少しでも早く観光地伊豆の重要幹線の交通開放を図りたい」としている。
一方、同国道の地滑りによる観光への影響を受け、伊豆市と西伊豆、松崎町の市町長と地元選出県議、観光関係者ら約30人が30日、県庁に衛門久明建設部長らを訪ね、陥没区間の早期復旧、迂回路の案内の充実と周知徹底を要望した。県議会建設委員会(大石哲司委員長)も同日、地滑り現場を視察した。
2007/07/31 (静新ITニュース)
地滑りによる陥没で通行止めになっている伊豆市土肥の国道136号の応急復旧策について、県は30日、陥没区間に延長50メートル、幅4メートルの仮橋の設置を進め、片側交互通行の形で8月12日の供用開始を目指すと発表した。
仮橋の設置に向け、県は30日までに、陥没区間の土砂の一部撤去や専門技術者による現地の地質調査、仮橋の設計作業を完了させ、陥没区間の前後の地盤が安定している部分に橋台を造る工事に着手した。仮橋は鋼製で総重量約100トン。8月2日に愛知県内から分割してトラックで現地に運ぶ予定。
県によると、23日に確認された同国道の地滑りは現在も1時間に約8センチのペースで続いている。陥没区間は約40メートルにわたり、約6メートルの段差が生じている。県道路保全室は「天候や地滑りの進行次第で供用開始が遅れる可能性があるが、仮橋の設置によって、少しでも早く観光地伊豆の重要幹線の交通開放を図りたい」としている。
一方、同国道の地滑りによる観光への影響を受け、伊豆市と西伊豆、松崎町の市町長と地元選出県議、観光関係者ら約30人が30日、県庁に衛門久明建設部長らを訪ね、陥没区間の早期復旧、迂回路の案内の充実と周知徹底を要望した。県議会建設委員会(大石哲司委員長)も同日、地滑り現場を視察した。