2008年01月

不法係留・沼津

「沼津港の不法係留」
二次災害強まる懸念
国と県、連携強化が急務

517ddf88.jpg

プレジャーボートの不法係留が長年の懸案になっている沼津港と狩野川河口域。浜名港や清水港などかつては不法係留の代名詞だった港湾で対策が進む中、港が狭いことや国と県の管理が重複する特殊事情などから対応が遅れてきた。
国は来年度早々にも強制撤去に乗り出す方針を掲げているが、「受け皿整備が先決」とする県との間で調整が難航している。

沼津港は県内の港湾で唯一、国が管理する一級河川の狩野川が流れ込むため、河川管理者(国)と港湾管理者(県)が異なる特殊な地域で、以前から連携不足も指摘されてきた。昨年五月には水域利用者を含めた「沼津地域水域利用推進調整会議」を設立し、これまで二回の会合を持ったが、意見集約はこれからだ。
河口域の不法係留船はバブル期に増え、一時は三百隻を超えた。国土交通省沼津河川国道事務所は平成十四年ごろから指導を強化。昨年末までに百五十隻程度にまで半減したものの、現在、県内で最も不法係留が多い。
同事務所は昨年十一月末、さらに踏み込んだ対策として、河口域を重点的撤去区域に設定した。所有者に通達した是正期限は今月二十日で、今後は強制撤去に向けた手続きを行う方針だ。
これに対し、県はあくまで受け皿の整備を先に進めたい考え。港が狭く十分なスペースを確保できないため、沼津市にも協力を求め、周辺漁港も活用した係留場所の確保を目指す。船の所有者の三割強は市外在住者で「受け皿がないまま規制を強めれば他へ流れるだけで、根本的な解決にならない」との懸念もある。
問題をさらに複雑にしているのが、河口部にある県の荷揚げ場の存在。使用許可を受けた漁船約三十隻が係留されている。同事務所はこれらの漁船を今回の一連の措置の対象から外したが、「係留を認めたわけではない。協議しながら撤去してもらう方向に変わりない」との姿勢を崩さず、関係者からは「地元の事情を分かっていない」と反発の声も上がっている。
ただ、不法係留船が問題になるのは、地震による津波や台風などの水害が発生した際、周辺住民や沿岸の漁業、定期船運航に多大な被害を及ぼす危険があるため。昨年九月の台風9号では、沈没や海への流出が相次いだ。同事務所の担当者は「二次災害を防ぐためにも対策は待ったなし」と警鐘を鳴らす。
沼津港は県の地震防災計画で防災拠点港に位置付けられ、東海地震など大規模な地震が起これば一帯の緊急物資や復旧資材の輸送拠点となる。湾内に船が流出し緊急輸送を阻害すれば、地域への影響は計り知れない。人命にかかわる事態を引き起こさないためにも、早急な対応が求められている。(東部総局・西条朋子)
(静新平成20年1月19日「解説・主張」)

テック大洋鳥潟社長

ここをクリックして下さい、鳥潟氏の詳しい記事が読めます。

環境対応の技術で活路!モノづくり中小企業の現場から=テック大洋工業(上)
2007年09月14日03時44分ブックマーク トラックバック(1)
d939e21f.jpg
ドイツの画期的塗装技術を日本の風土にマッチングさせて新製品を開発したテック大洋工業(株)の鳥潟浩司社長。(撮影:伊藤昭一、7月25日)

【PJ 2007年09月14日】? 公園の門扉、案内板、ベンチ、柵、街灯など景観用鋼材製品の製造のテック大洋工業株式会社(東京・大田区)は、社員70人ほどの中小企業であるが、最先端技術をもつドイツのベンチャー企業と提携、環境にやさしい画期的な塗装システム「エコストコート」の活用で、事業を拡大、関連業界で注目をされている。

 同社の鳥潟浩司社長は、この分野に強みを持った経緯をこう語る。「当社は、ものづくりの鍛冶(かじ)屋が本業なのです。それが、錆(さび)と塗装の問題に、関係するようになったのは、下請け的に引き受けた金属加工製品のメンテナンスの必要に迫られたことが契機でした。元請けは、現場を担当したこちらに任せ、アフターフォローに関与しません。仕方なく、その対応や技術的課題に取り組んでいるうちに、技術研究が進んでいったのです」。

 それらで培った技術力で、新宿御苑や都立高校の門をデザイン、鍛冶工芸技法で鋼鉄を造形加工して製作している。また錆びにくい鋼鉄、耐候性鋼の製品として横浜の「みなと未来21」のシェルタ?・転落防止柵、動物園「ズーラシア」の檻や観覧デッキなども納入している。

 ドイツの最先端技術で、自立的経営体質への道を
 鳥潟社長は、昭和20年生まれ。大手機械メーカーを経て、大洋機械(株)に入社。59年にテック大洋工業(株)に社名変更と同時に代表取締役社長に就任している。50年の社歴のなかで、当初は大手メーカー鉄鋼部門や石油プラントの下請け事業を主体に、航空標識や板金、製缶などをし、公共事業に依存する経営体質だったという。公共事業は年々縮減の一途をたどり、生き残りをかけた企業間の競争は激しさを増す。そんな中、危機感を感じることが多くなった。そこから脱却するため、オンリーワンの技術による自主的な事業拡大の方向性をさぐっていた。そこに、金属加工の最大の課題である錆止めの画期的な技術がドイツの会社が開発されたという情報をつかんだのである。「それは、もし本当なら、有望な技術だと感じましたね。ですから、内心で、そんなことができるのかしら? と疑問を持ちながら、早速ドイツに渡ってその技術を確かめに行きました。ところがそれは、事実だったのです」(鳥潟社長)。

 環境関連とか最先端技術というと、とかく大企業の分野と思われがちであるが、テック大洋工業は中小企業である。そこには、機を見るに敏というか、鳥潟浩司社長の情報をキャッチするアンテナ感度、探究心と行動力が、事業拡大の推進力になっているようだ。

 国土交通省土木研究所では、すでに同社の錆止め新技術「エコストコート」に注目。公共事業への円滑な活用・普及の可能性を探ろうと、さび止め効果測定の暴露試験を指導している。平成20年にその効果を確認する過程にある。さらに東京都中小企業振興公社の支援を受け、平成15年度と16年度に都立産業技術研究所及び久留米工業専門学校との産学公コンソーシアムによる「有機金属不動態化重防食塗装技術の研究開発」を実施、日本の風土的錆び環境に最適な防食塗装システムを完成させている。こうした数々の公的な支援を見ても、公共施設におけるこの技術の重要性がわかるというものだ。ではどこに、この技術の革新性があり、われわれの生活環境にどうかかわってくるのであろうか。【つづく】
環境対応の技術で活路!モノづくり中小企業の現場から=テック大洋工業(下)
2007年09月15日05時08分トラックバック(71) ブックマーク
708e676f.jpg
埼玉県の庄和の「道の駅」タイヨーポール照明鉄塔(提供:テック大洋工業) 一覧【PJ 2007年09月15日】? (上)からのつづき。金属加工にとって錆は重要な問題で、いかに防ぐかが課題だ。テック大洋工業は、ドイツの化学会社「オルメコン」と錆びにくい塗装システム技術に関し業務提携を結ぶ。99年には合弁会社「日本オルメコン」を設立した。そして、錆止め塗料「エコストコート」の試験販売を00年に開始したのである。

 原理は、導電性ポリマーを塗り酸化被膜を形成して錆にくくすると同時に、母材金属の表面を改質し防食電位を高める現象を活用するもの。結果的に、鉛とクロムを含まず環境負荷が少ないため、公園などで子どもたちが安心して遊べる。また通常は5、6年に1回錆を落とし錆止め塗料の塗り替えが必要なのに対し、エコストコートは10?12年近く持つのに加え、塗料の厚さも従来の3分の1以下で済みコスト削減に貢献する。

 「この技術は、専門的には“有機金属不動態化塗装”といって、塗装した表面がステンレスと同じように錆びない性質に変わるものなのです」と鳥潟社長。有機金属というのは、金属的な特性もつプラスチックのこと。従来の塗装で、錆びてしまった部分、防錆力がなくなったものでも、その部分だけを補修塗装しても修復が可能であるという。

子供達を有害化学物質の汚染から守る
 子供の“遊び場”などで、遊具など公園施設の塗料が剥げ落ち、塗料に含まれる有害化学物質(重金属の鉛やクロム)で土壌が汚染されると、子供たちの口から入って蓄積される害(アトピーや喘息な)の要因になりかねない、と危惧されている。東京都環境局では「化学物質の子供ガイドライン(鉛ガイドライン)塗装編」で、有害化物質の暴露による子供への影響を低減、抑制するためのガイドラインを提示している。「エコストコート」は、グリーン購入法(国などによる環境物品等の調達の推進等に関する法律)特定品目の提案募集でのロングリストにも掲載されている。

 だが、画期的技術が開発されても、それが実用化できて、製品に応用されなければビジネスにはならない。「その技術をもって、日本で具体化しては客先の大手メーカーや、公的試験機関に持ち込ました。そのなかで、幾度もダメ出しを受けては、またドイツの会社と協議して改良を重ねた結果、ここにきてやっと製品化するまでにこぎつけました。日本仕様の防錆塗装システムはドイツ側から一目置かれるまでになりました。」と、鳥潟社長は語る。ビシネス風土のまったく異なるドイツ中小企業の経営者とのコミュニケーションに苦労を重ね信頼関係構築に成功した。これには、ニーズに沿った問題点の解決、試行錯誤を繰り返す根気と成功への信念が必要であり、それもまた製品化成功への重要なノウハウといえるのでないだろうか。

 テック大洋工業は「エコストコート」を塗装したポール「タイヨウポール」の販売を06年に始めた。念願の自社ブランド製品の誕生である。「タイヨウポール」は、東京都中小企業振興公社の事業可能性評価事業推薦事業として認定され、さらに今年の大田区中小企業「新製品・新技術コンクール」で奨励賞を受賞している。同社は、道路標識、照明や風力発電のポールなどを対象に、5年後には売り上げ8億円を目指している。

 こうした最新の塗装技術は、普通鋼材のほか亜鉛メッキ鋼材、アルミニウム、ステンレスなどさまざまな素材に表面処理を施し、顧客が求める素材を取りそろえられる。さらに、ここで活用される有機金属(ポリアニリン)は、金属ではないプラスチックでありながら、金属的な電気伝導性をもつ。その電位レベルは銀とほぼ同じであるという。そのため、自動車業界や家電業界など、分野の異なる業界からの引き合いもあり、需要分野の拡大を期待しているという。【了】

沼津地区フィブリノゲン製剤納入先医療機関

沼津地区フィブリノゲン製剤納入先医療機関
問い合わせ先:厚生労働省0120?509?002
※=廃・休医療機関
(平成20年1月17日朝刊新聞記事)

満野産婦人科医院(沼津市)
ミヤ・メディカル・クリニックム(沼津市)
親和会 西島病院△(沼津市)
甲斐産婦人科医院△(沼津市)
金岡医院※(沼津市)
沼津市立病院(沼津市)
木内産婦人科医院(沼津市)
芙蓉協会 聖隷沼津病院△(沼津市)
三浦産婦人科医院※(沼津市)
石原産婦人科医院※(沼津市)
木林産婦人科内科医院※(沼津市)
望月産婦人科医院※(沼津市)
沼津医師会病院※(沼津市)
福仁会 三島東海病院△(三島市)
三島社会保険病院(三島市)
植村婦人科内科※(三島市)
国東産婦人科医院(三島市)
田中産婦人科医院(三島市)
森産婦人科医院※(三島市)
内藤産婦人科※(三島市)
産婦人科柳下医院※(三島市)
NTT東日本伊豆病院(函南町)
島田産婦人科医院(清水町)
宏和会 岡村記念病院△(清水町)
独立行政法人国立病院機構静岡医療センター(清水町)
西村医院(長泉町)
池田病院(長泉町)

あきれた小沢一郎

2cc29584.jpg


小沢党首採決棄権の件での、昨日の記者の質問の全文が出ている下記の

阿比留瑠比さんのブログへリンクしました。

読んでみてください。

小沢一郎氏が若い記者にツッパテイル感じがよく分かります。

アメリカのマサミ・トミーさんから

お元気ですか?おひさしぶりです。
オレゴンは例年より寒い冬を過ごしています。
昨年末にトニーと初めてスノーシューイングに挑戦しました。(雪の上でのハイキング)今年に入ってから週末、友達みんなで3,4時間のスノーシューイングをやりにMT.HOODに行っています。
添付した写真は先週末に行った時のものです。湖の上(MIRROR LAKE)をハイキングしてきました。1,2枚目の写真は湖の上にたっているものです。
この湖は夏の間は真っ青な湖で有名です。冬の間は雪で覆われているので、歩くことができます。
沼津の冬はいかがですか?
bee71fc3.jpg

46e07fd3.jpg

68858d00.jpg

2db5a619.jpg
記事検索
月別アーカイブ
プロフィール

paipudes

タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ