2008年06月

世界最大の木造船

世界最大の木造船公開 田子の浦港

 海上自衛隊横須賀基地に所属する掃海艦「はちじょう」がこのほど、富士市の田子の浦港吉原埠頭(ふとう)に入港し、二日間にわたって艦内を一般公開した。約千八百人が訪れ、記念撮影するなどして楽しんだ。
 平成四年に進水した同艦は機雷を除去し、船舶の安全航海を確保する任務のほか、災害派遣時には救援活動や住民の避難輸送も行う。全長六十七?、排水量千?で、乗組員は六十人。
 磁気に反応する機雷の探知を防ぐ船体は木で造られ、新規に建造された木造船としては世界最大。
 今年三月には、潮流の激しい明石海峡で約八十?の海底に沈没した貨物船捜索の災害派遣要請を受け出動した。
(静新平成20年6月20日(金)朝刊)
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岩手・宮城内陸地震


岩手・宮城内陸地震:落石受けた男性死亡、死者3人に
 14日朝に起きた岩手・宮城内陸地震で、岩手県奥州市胆沢区の胆沢ダムの工事現場で落石を受け、心肺停止状態となっていた同県滝沢村大釜高森の作業員、千葉正彦さん(48)は午後2時前、搬送先の病院で死亡した。これで地震による死者は3人になった。続きを読む(毎日webnews)
毎日新聞号外


【読売webnews】14日午前8時43分ごろ、岩手県内陸部を震源とする強い地震があり、同県奥州市と宮城県栗原市で震度6強、同県大崎市で6弱を記録した。秋田県湯沢市、仙台市宮城野区などでも5強を記録するなど、東北から関東の広い範囲で強い揺れを観測した。写真は、広範囲で土砂崩れが起き、道路が寸断された荒砥沢(あらとざわ)ダム付近(14日午後0時56分、宮城県栗原市で、本社機から)=大久保忠司撮影
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くらしの和「布澤」

上土町くらしの和「布澤」
店内に吊し飾りの花が咲く
 
くらしの和「布澤」(上土町)の店内に吊し飾りの花が咲いている。作ったのは同店の澤初音さん。休んでいることが苦手の初音さんが半年かけて丹精した花や蝶が赤い傘(からかさ)に舞っている"写真。
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 芙蓉を思わせるふくよかな白い花には長襦袢や裾除けを、小粋な柄を生かしてカッチリ仕上げた梅や貝、帯揚げのしぼを使った蝶など、傘に吊すことを念頭に置いて手縫いした五百個以上のパーツは初音さんの穏やかな心模様を映したように整い、和装を扱う同店ならではの品のあるものに仕上げられている。
 「お母さん、そういえば七月で傘寿ですね」のお嫁さんの言葉に、はたと気付き、健康でここまでやってこられたことへの感謝の意味も込めて店内でのお披露目となった。
 百年の歴史を持つ老舗に初音さんが嫁いできた五十七年前を思い起こすように、「お互い少しずつ我慢し、気遣うことで、家族とも住み込みの店員さんともうまくやってこれました」と穏やかに話す。
 傘の中央に下がった大小の猿ぼぼを指して、「うちの家族です」と。一番上が夫の金平さん、一番下が初音さん。息子夫婦と三人の孫を優しく抱くように付けられている。「澤家の和」を表した出来栄え。
 寝る前に六〇?の小豆を入れたお手玉三つを使い、姿勢を正して百回やることが健康を保つ秘訣という初音さんの笑顔と傘寿の祝い傘、「通りがかりの折にでも、ぜひのぞいていただけたら」と話している。
 午前十時から午後六時、水曜日定休。
(沼朝平成20年6月14日(土)号)

消防団幹部放火犯・沼津地裁判決

放火の元消防団員に判決
[2008/06/09 18:24] (静新webnews)

 放火を繰り返し、消防車を無免運転し、現住建造物等放火などの罪に問われていた沼津市大平の元消防団方面隊長で農業兼会社経営の被告(43)に、懲役4年6カ月の判決が言い渡されました。判決によりますと、被告は昨年6月、沼津市大平の木造平屋建て住宅の外壁に灯油をまいて火をつけ、壁約2平方メートルを焼いたほか、昨年11月に消防団の夜間パトロールで消防車を無免許運転しました。地裁沼津支部の原啓裁判長は「犯行は常習的で消防団に対する地域住民の信頼を損ない社会的影響も軽視できない」として、懲役7年の求刑に対し、懲役4年6カ月の判決を言い渡しました。



沼津の放火:地裁支部公判
元消防団隊長に7年求刑
「常習、危険性を熟知」
 民家に火をつけたり無免許で消防車を運転したりしたなどとして、現住建造物等放火や道交法違反などの罪に問われた元沼津市消防団大平方面隊長の同市大平、会社役員渡辺幸昭被告(四三)の初公判が十七日、静岡地裁沼津支部(原啓裁判長)で開かれ、渡辺被告は起訴事実を全面的に認めた。即日結審し、検察側は「常習的に放火し、無免許運転も確信的」として懲役七年を求刑した。
 論告で検察側は「火の危険性を熟知していた。発見が遅ければ、住人の生命に重大な危険性もあった」などと悪質性を強調した。弁護側は、被害者と示談が成立しているなどとして執行猶予付き判決を求めた。
 起訴状によると、渡辺被告は昨年六月二十五日午前九時半ごろ、同市大平の木造平屋建て住宅の壁に灯油をかけた上で持っていたライターで火をつけ、外壁約二平方?を焼いたほか、十一月には同市内で複数回、消防車を無免許で運転したなどとされる。
 渡辺被告の弁護人によると、同被告は起訴事実以外にも六件の放火を認め、うち三件については示談が成立しているという。
(静新平成20年4月18日(金)朝刊)


「元消防団幹部を再逮捕」
(静新平成19年12月6日(木)夕刊)
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沼津の連続不審火・放火容疑・8件の関与供述
沼津市内で発生している連続放火事件で、沼津署は六日、知人の所有する倉庫に火を付けたとして、非現住建造物等放火と建造物侵入の疑いで、元同市消防団大平方面隊長、自営業渡辺幸昭容疑者(四二)=同市大平、道交法違反の罪で起訴=を再逮捕した。渡辺容疑者はこのほか同市大平地区の七件の放火事件についても関与を認めているという。
調べでは、渡辺容疑者は八月十七日午後八時ごろ、同市下香貫宮脇の農業男性(六五)が所有するプレハブ倉庫に侵入し、農機具などの収納物に火を付けて、倉庫の壁や天井など約六平方?を焼いた疑い。
同署などによると、持っていたライターで倉庫内にあった紙袋に火を付けたらしい。渡辺容疑者は男性とトラブルがあり、男性を逆恨みして犯行に及んだとみられ、調べに対し「憂さ晴らしでやった」などと供述しているという。
関係者によると、渡辺容疑者は今年四月から同消防団の大平方面隊長を務め、犯行後、自ら消防団を指揮して再び現場を訪れ、消火活動に当たっていたらしい。
これまでの調べで、渡辺容疑者はこのほか、今年に入って頻発している同市大平地区の不審火のうち、十一月に起きた二件の農機具小屋の火災などについても関与を認めているとみられる。
地元消防団関係者らによると、渡辺容疑者は複数の不審火の現場で発生直後に目撃されていることや、現場への到着が不自然に早いことなどから、十一月の初めごろには団員らの間でも「放火にかかわっているのでは」といううわさが広まっていた。
渡辺容疑者は消防車を無免許運転した道交法違反の現行犯で、十一月二十二日に逮捕され、消防団を懲戒免職処分になっていた。当初は放火への関与を否認していたものの、今週に入って自供を始め、取り調べに応じているという。
消防団幹部が放火容疑で逮捕された事態を受け、古屋達男沼津市消防長は「元消防団の幹部が、このような容疑で逮捕されたことは、大変遺憾なことであります。市民からの消防に対する信頼を著しく失墜させたことは、まことに申し訳なく心からおわび申し上げます。今後、二度とこのようなことのないよう指導の徹底を図ってまいります」とコメントを出した。

「信じられない」驚き広がる:大平地区
元消防団方面隊長が放火などの容疑で六日、再逮捕された大平地区は、三島市や函南町と境を接する田園地帯。地域住民のつながりも比較的、強い。
渡辺容疑者をよく知る近所の無職男性は「地元のことを先頭を切ってやる人間だった。ただ目立ちたがり屋のところもあった。そういう部分がエスカレートしたのではないか」と話した。
会えばあいさつを交わしていたという主婦(七四)は「今朝の新聞報道を見て驚いた。地元はそんなことをしているとは誰も思わなかったはず」と戸惑いを隠さない。
過去に作業場が不審火で焼けた経験がある会社社長(六五)は「消防団の人間が放火をするなんて信じられないし、許せない」と憤った。
同じ消防団に所属している男性(二三)は「面倒見のいい楽しい人だった。消防団員の間でも無免許逮捕で驚いた。放火については今は信じたくないという気持ちが強い」と複雑な表情を浮かべた。

沼津・元消防団幹部 連続不審火経営難でストレス
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知人の倉庫に侵入し放火したとして、非現住建造物等放火と建造物侵入の疑いで逮捕された元沼津市消防団大平方面隊長、自営業渡辺幸昭容疑者(四二)目同市大平=は、六日までの沼津署の調べに対し、「(被害者に)借金を頼んだが、断られたので火を付けた」と供述していることが分かった。
逮捕容疑のほかに関与を認めた同市大平地区の農業倉庫や建築廃材などを焼いた七件の放火については、「会社の経営が厳しくてストレスを解消したかった」などと供述しているという。このうち二件は渡辺容疑者自ら消防に通報していた。
住民らによると、渡辺容疑者は稲作の傍ら自宅で金属加工の工場を営んでいる。稲作では減農薬農法を編み出し、同市内で初めてエコファーマーに認定されるなど先駆的な農家として知られた存在。地域の保育所の園児を稲刈りに招くなど、地域教育に熱心な面もあったという。一方、工場の経営は思わしくないとのうわさもあり、渡辺容疑者は一人で、夜遅くまで作業に追われていた様子だったらしい。

沼津市消防長
「市民におわび」
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沼津市の元消防団大平方面隊長、渡辺幸昭容疑者(四二)が六日、沼津署に非現住建造物等放火容疑などで再逮捕されたのを受け、同市の古屋達男消防長は同日、沼津市役所で会見し、「市民に深くおわびしたい」と陳謝、「勤務態度は知る範囲ではまじめだったと聞いている」と述べ、不審な行動は把握していなかったとした。
団員への教育指導を徹底し再発防止に努めると強調した上で、団員確保が厳しい現状も踏まえ「昼夜を分かたず献身的に頑張っている消防団員の士気が低下しないよう、特段の配慮をしたい」とも語った。
渡辺容疑者は消防車を無免許運転した道交法違反の現行犯で逮捕された。古屋消防長は全団員九百十二人について免許証コピーの任意提出などで運転免許の有無を確認したことも明らかにした。
(静新平成19年12月7日(金)朝刊)

沼津市水源地

豊かな地下水に驚き
水道週間で沼津市30?の浅井戸を公開
 沼津市は水道週間(一ー七日)初日の一日、清水町八幡の柿田川沿いにある市泉水源地(市水道部送水管理センター)を一般開放した。
 七つある井戸のうち深水源の水を用いた野だての席が設けられ、家族連れでにぎわった。同水源地は、清水町全域と沼津市の三分の二の地域に水道水を供給している。
(静新平成20年6月2日(月)朝刊)
海軍の遺産・沼津水源地資料へ

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