知恩会「子ども支援に」
富士市立高に1千万円寄贈
財団法人知恩会(斉藤公紀理事長)は28日、富士市立高(同市比奈)の育英奨学事業に1千万円を寄贈した。
同事業は、同校の卒業予定者5人に2012年度以降に毎年、大学入学時の経費として最大120万円を貸し付ける制度。同校の創立50周年の記念事業として実施に向け準備を進めている。
同校で開かれた寄贈式には、知恩会の斉藤理事長、下郷二三男事務局長と同校の斎藤照安校長、同校創立50周年記念事業実行委員会の岩崎由嗣委員長らが出席。斉藤理事長が「グローバル化の中、教育へもっと力を入れていく必要があると思う。少しでも子供たちの支援になれば」と岩崎委員長に目録を手渡した。
知恩会は1964年、大昭和製紙社長だった故斉藤了英氏を理事長に設立。人材育成を目的にこれまでに高校生、大学生、大学院生ら延べ5千入に奨学金を贈ってきた。
(静新平成23年4月29日朝刊)
昨28日11時、財団法人 知恩会は富士市立高等学校へ育英奨学基金として、1000万円を寄贈しました。
平成23年4月1日、富士市立吉原商業高校は創立50周年を機に総合型専門高校 富士市立高校として新たな門出をされました。
吉原商業高校の校地は故 齊藤知一郎の寄贈です。校舎前の蘇鉄の下にその記念碑が建立されています。
市立高校の正式呼称は「しりつ」ですが、愛称は「いちりつ」です。音で「しりつ」というと「私立」と間違えられるのを防ぐためでしょう。
各市の市立高校も市民からは「いちりつと呼ばれているようです。
財団法人 知恩会 事務局長 下郷 二三男