2011年04月

富士市立高に1千万円寄贈

 知恩会「子ども支援に」

 富士市立高に1千万円寄贈

2011年04月29日09時49分46秒0002

 財団法人知恩会
(斉藤公紀理事長)28日、富士市立高(同市比奈)の育英奨学事業に1千万円を寄贈した。

 同事業は、同校の卒業予定者5人に2012年度以降に毎年、大学入学時の経費として最大120万円を貸し付ける制度。同校の創立50周年の記念事業として実施に向け準備を進めている。

 同校で開かれた寄贈式には、知恩会の斉藤理事長、下郷二三男事務局長と同校の斎藤照安校長、同校創立50周年記念事業実行委員会の岩崎由嗣委員長らが出席。斉藤理事長が「グローバル化の中、教育へもっと力を入れていく必要があると思う。少しでも子供たちの支援になれば」と岩崎委員長に目録を手渡した。

 知恩会は1964年、大昭和製紙社長だった故斉藤了英氏を理事長に設立。人材育成を目的にこれまでに高校生、大学生、大学院生ら延べ5千入に奨学金を贈ってきた。

(静新平成23429日朝刊)


富士市立高校

 

  昨28日11時、財団法人 知恩会は富士市立高等学校へ育英奨学基金として、1000万円を寄贈しました。

平成23年4月1日、富士市立吉原商業高校は創立50周年を機に総合型専門高校 富士市立高校として新たな門出をされました。

 吉原商業高校の校地は故 齊藤知一郎の寄贈です。校舎前の蘇鉄の下にその記念碑が建立されています。

 市立高校の正式呼称は「しりつ」ですが、愛称は「いちりつ」です。音で「しりつ」というと「私立」と間違えられるのを防ぐためでしょう。

各市の市立高校も市民からは「いちりつと呼ばれているようです。

財団法人 知恩会 事務局長 下郷 二三男

旧沼津市役所の版画

 旧沼津市役所のカラー版画登場

 懐かしの木造2階建て

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 沼津市役所の
1階ロビーに22日、1965年ごろまで同所にあった木造2階建ての旧沼津市役所の外観を描いたカラーの木版画が登場した。

 沼津市西間門の木版画講師の杉田登さん(84)が昨年制作し、同市に寄贈した。サイズは縦41㌢、横57㌢で、30色を使って当時の市役所を鮮やかによみがえらせている。

 当時の市役所の写真を参考に制作したが、カラー写真が無かったため、当時の色を思い出すのに苦労したという。自身の記憶と当時勤務していた職員OBの意見を参考に、約2カ月かけて完成させた。展示後、当時を知る年配の来所者が懐かしそうに見入る姿が見られた。

(静新平成23423日朝刊)

巨大津波の恐ろしさ

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絶対離さない

漂流犬飼い主と再会

 「絶対離さない」

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 宮城県気仙沼市の沖合約
18㌔の海上で漂流していたところを、津波から3週間後に救助された犬が4日、名乗り出た飼い主の元に戻った。飼い主は「これから絶対離さずに、大事に飼う」と喜んでいたという。

 犬は雑種の雌。震災の行方不明者を捜索していた第3管区海上保安本部(横浜)の特殊救難隊のヘリコプターが1日に発見、救助艇で助けた。県動物愛護センターで保護されていたが、気仙沼市の避難先でテレビを見た50代男性の家族が「うちの犬じゃないか」と名乗り出た。

 妻が同センターを訪れたところ、犬はしっぽを振って大喜び。センター職員らに見せる態度とは全く異なり、飼い主と判断したという。

 鈴木寿郎同センター所長は「不慮の事故で離れ離れになったペットと飼い主が再会できて、うれしい」と話した。

(静新平成2345日朝刊)

 

平和願い「考える人」:

 平和願い「考える人」

 岳南忠霊廟前 ロダンの模刻を除幕 富士

 オーギュスト・ロダンの名作「考える人」を忠実に再現した模刻が富士市比奈の岳南忠霊廟前に設置され2日、同忠霊廟奉賛会の関係者や地元住民が参加して除幕式が行われた。

 設置された「考える人」は1977年に当時の東京芸術大彫刻科の大学院生が習作として制作した。高さ18㍍。富士山をイメージした高さ14㍍の御影石の台座の上に立ち、富士山を背に駿河湾を向いている。

 同奉賛会の斉藤斗志二理事長が、名作「考える人」を県に寄贈した父親で元理事長の故斉藤了英氏から預かり、設置場所を検討してきたという。斉藤理事長は「忠霊廟の前に置くことで戦争の悲惨さや平和の尊さをしっかり考える場にしてほしい。また、新たな名所にもなれば」と話した。

 除幕は地元の幼稚園児が行い、桜が咲き始めた広場に模刻が現れると一斉に拍手が起きた。


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 遺族ら参列し 戦没者慰霊祭 富士

 富士市の岳南忠霊廟奉賛会の慰霊祭が2日、同市比奈の同忠霊廟で行われた。遺族や地元住民が参列し、明治時代以降の地元出身戦没者の霊を慰めた。

 地元の市立須津中吹奏楽部が演奏する鎮魂曲で始まり、同奉賛会の斉藤斗志二理事長が「今日の繁栄と平和は英霊の尊い犠牲のおかげ」と戦没者への哀悼と恒久平和を望む祭文を奉読した。続いて読経が流れる中、参列者が次々と焼香した。

 忠霊廟は19583月、旧大昭和製紙社長の故斉藤知一郎氏が中心となって建立し、旧吉永、須津、原田、元吉原、浮島地区出身の936柱を祭っている。

(静新平成2343日朝刊)

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