2011年10月
JR東海は20日、東海道・山陽新幹線で活躍している300系の運用を2012年春で終了させることを発表。2007年のN700系投入から5年弱で、“元祖のぞみ”が置き換わることに。
300系は1992年デビュー。「こだま」「ひかり」に続く、東海道・山陽新幹線の速達列車として新設された「のぞみ」に主に充当された。当時0系・100系の東海道新幹線内最高速度だった220km/hを、270km/hに引き上げ、東京〜新大阪間を従来より19分短縮の2時間30分で結んだ。
また、0系・100系にあった“鼻のある顔”がなくなり、エアロダイナミクスを追求した流線型の前頭形状となるなど、デザインも一新。日本の高速鉄道初となる交流誘導電動機(VVVF)と軽量ボルスタレス台車を採用し、100系と同等の定員数を確保しつつ約25%の軽量化を実現するなど、多くの特徴を持った形式だった。
JR東海は今後もN700系や進化版N700A(2012年から2013年で13編成)を投入し、さらにJR東海からJR西日本へ700系9編成(144両)を譲渡するなどで、来春までに両社の300系すべてが置き換わる。
そして、山陽新幹線の国鉄形100系や、JR東日本の東北・上越新幹線で活躍する0系スタイルの200系の去就も気になるところ。
JRなどから公式な発表はされていないが、300系が来春消滅するとなると、同系よりも古い100系の運用終了も間近かか。100系と同じく国鉄時代に誕生した“初代”東北・上越新幹線の200系も、E5系(「はやぶさ」タイプ)などの投入によって、姿を消す日もそう遠くはなさそうだ。
新型車両の華々しい登場の影でひっそりと活躍する100系・200系・300系、どの列車に充当されているかなどは大判の時刻表などでおおよそつかむことができる。
「371系」来春引退
JR東海団体列車に
特急「あさぎり」沼津直通から21年
JR東海は17日、小田急電鉄と直通運転をしている新宿(東京)ー沼津間の特急「あさぎり」から、名物車両「371系」を来年3月に引退させる方針を固めた。車両の老朽化などが理由。流線形の先頭部分が目を引き、富士山などの眺望を楽しめることから人気を集めてきた。来年3月以降は小田急の車両だけで運転。371系はあさぎりとしては21年で姿を消す。371系は、1991年3月のあさぎりの相互直通運転開始に伴ってデビュー。JR東海は今後、371系を団体列車として使えるように改装した上で、来年秋にも再び運行を始める計画。
(静新平成23年10月18日朝刊)
沼津「市消防本部の新庁舎完成」
8日開庁式 北消防署と併設稼働
沼津市消防本部が同市寿町に整備を進めていた新庁舎が完成し、このほど北消防署との併設で稼働を始めた。8日に開庁式を行う。
新庁舎は鉄骨造り3階建てで、延べ床面積は4200平方㍍。1、2階は北消防署、3階が本部となる。北消防署は大岡分遣所(同市大岡)を統合し、特別救助隊も同署西分署(同市東椎路)から本署へ配置を替える。
市消防本部は「有事の際には消防本部が指揮本部機能を果たすため、人員や特殊車両、資機材を集中させて効率的運用を図る」としている。高さ15㍍と10㍍の訓練棟は二つ設け、職員用の火災防御や救助訓練だけでなく一般向けの煙体験といった防火教育ができる。
本部は同市御幸町の市役所にあったが、予防課など3課が入り手狭だった。同市筒井町にあった北消防署も老朽化が進んだため、市は旧県東部総合庁舎駐車場の跡地に併設した。同市で2例目となるPFI方式で民間業者が建設、市に所有権を移した後、同業者が2026年度まで維持管理する。
8日は特別救助隊の訓練披露などを行う。新たな電話番号は消防本部〈電055(920)0119〉、北消防署〈電055(923)011
9〉。
(静新平成23年10月6日朝刊)
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