2013年02月

子供らが未来の街描く 旧西武沼津店本館外周







 子供らが未来の街描く

 旧西武沼津店本館外周

 中心街に明るい景観
西武壁絵
 

 1月末に閉店した西武沼津店の本館建物の「沼津ビル」を所有する伊豆箱根鉄道(三島市)21日、沼津市大手町の同ビル1階の外周で沼津地区の子供たちが描いた絵画やイラストの展示を始めた。

 西武の閉店で沈滞ムードが漂う中心街に明るい景観を創出しようと、幼稚園、小中学校、高校の協力で実施した。展示のテーマは、未来の明るい街。沼津西高芸術科美術専攻の生徒の卒業記念制作、沼津市立高・中等部美術部の合作イラストなど50点を掲出した。

 雨や日差しに強いシートに作品を印刷し、ショーウインドー、シャッター、扉などに張り付けた。高さ2㍍を超す大作もあり、道行く人々の目を引いた。

 絵画やイラストは本館ビルの解体が始まることし夏ごろまで展示される。

《静新平成25222()朝刊》

時を駆けた橋展オープンセレモニー

西武沼津店の想い出スライド

西武沼津店55年歴史に幕:動画

西武沼津店55年歴史に幕 3万人来店、別れ惜しむ  JR沼津駅南口の西武沼津店(沼津市大手町)が31日、閉店した。1997年の浜松店、2006年の静岡店に続く閉店で、県内から「SEIBU」の看板が消えた。商都・沼津のシンボルとして君臨した県東部唯一のデパートは55年の歴史に幕を下ろし、多くの市民が別れを惜しんだ。    午後7時半に営業を終えると、名残惜しむ買い物客を従業員が深々と頭を下げて見送った。店舗前で行った式典で、山本辰美店長は「長らくご愛顧いただいた当店は本日、営業終了します。多くのお客さまに深く感謝します」と述べた。山本店長には地元の沼津大手町商店街振興組合(松田和孝理事長)から花束が贈られた。  沼津店は旧西武百貨店が1957年、地方第1号店として開業した。「沼津で東京のお買いもの」が当時のキャッチフレーズだった。ピークの92年2月期は約206億円を売り上げた。しかし、郊外型商業施設の台頭などで2012年2月期は74億円まで縮小。10年2月期から3期続けて赤字を計上していた。 《静新平成25年2月1日(金)朝刊》
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