2013年05月
鑑真ゆかりの瓊花植樹
長泉・井上靖文学館で 長女浦城さんも出席
長泉町東野の井上文学館で7日、小説「天平の甍(いから)」で生涯を描いた鑑真の故郷、中国・揚州市に咲く瓊花(けいか)の植樹式が開かれた。式に出席した井上靖の長女で、井上靖記念文化財団常務理事、浦城(うらき)幾世さんは「ゆかりの花が植えられうれしい。伊豆が瓊花の里になれば」と話した。
瓊花はアジサイに似た白い花を咲かせ、鑑真が日本への渡航を決意した揚州・大明寺に数多く植えられているという。1990年、鑑真上陸の地とされる現在の佐賀市に揚州から苗木が贈られ、その後、伊豆市の井上の墓地に挿し木が植えられた。今回は挿し木から約1・4㍍に育った苗木が植樹された。
文学館では鑑真没後1250年を記念し「天平の甍」展を開催中。鑑真の命日で井上靖の誕生日でもある前日の6日に植樹を済ませ、7日は式が開かれた。式には井上の菩提寺・妙本寺(伊豆市雲金)の竹内海晴住職も出席した。【石川宏】
《毎日平成25年5月8日(水)朝刊》
長泉井上靖文学館 修学旅行生も参加
長泉町東野の井上靖文学館に、唐の高僧・鑑真ゆかりの花「瓊花(けいか)」の苗木が植えられ、7日、植樹を記念した式典が開かれた。井上靖の代表作の一つ「天平の甍(いらか)」は、鑑真を日本に招いた僧を描いた歴史小説。井上の長女浦城いくよさんや修学旅行で訪れた中学生が参加した。
苗木は井上が鑑真への思いを記した碑がある佐賀県立森林公園から浦城さんが譲り受け、伊豆市の井上の墓所・熊野山墓所に植えた木から挿し木して育てられた。これまで県内では、井上の菩提(ぼだい)寺の妙本寺(伊豆市)や井上家の屋敷跡(同)にも植えられている。
式典には修学旅行で井上ゆかりの地を巡っている筑波大付属中(東京)の生徒も加わった。式典前日の6日はくしくも井上の誕生日と鑑真の命日。浦城さんは「父ゆかりの場所に少しずつ増やしていきたい」と思いを語った。
瓊花は4月下旬から5月上旬にガクアジサイに似た白い花を付け、甘い香りを漂わせる。鑑真の故郷、中国揚州市の花で、鑑真が住職を務めた同市の大明寺や鑑真が建立した奈良市の唐招提寺でも花を朕かせる。
《静新平成25年5月8日(水)朝刊》
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