新東名 駿河湾沼津SAスマートIC
16年度の供用目指す
国土交通省が新東名高速道の駿河湾沼津サービスエリア(SA)にスマートインターチェンジ(IC)を設置する連結許可を出したことを受け、沼津市の栗原裕康市長は11日、「市長就任以来、ずっと目指してきたことなので大変うれしい。市西部の利便性向上や産業の活性化に大いに期待できる」と語った。
市内のスマートICの連結許可は、昨年4月の東名高速道愛鷹パーキングエリアに続いて2カ所目。高速道路から市内へのアクセスは新東名長泉沼津IC、東名沼津ICと合わせて4カ所になる。
市は08年度から駿河湾沼津スマートIC設置を検討してきた。当初の交通量予測では費用対効果が見込めないとみられていたが、新東名開通後の駿河湾沼津SAの人気は予想を大きく上回り、その後の利用交通量も安定している。市などの試算によると、30年度の同スマートICの利用台数は1日当たり3600台と見込まれる。
市は本年度からアクセス道路の測量、調査、設計に着手し、16年度末までにスマートIC供用の開始を目指す。
《静新平成25年6月12日(水)朝刊》
新東名駿河湾沼津SIC
国土交通省から連結許可
新東名高速道路で、「(仮称)駿河湾沼津スマートインターチェンジ(SIC)」設置のための連結許可が十一日、国土交通省から下りた。
新東名、東名の県内合わせて六カ所に許可が下りた中の一カ所で、新東名は沼津のほか二カ所、東名で三カ所。
沼津では、昨年四月の東名(仮称)愛鷹SICに続くもので、これにより、新東名長泉沼津IC、東名沼津ICと、今後のSIC整備によって高速道路からの市内へのアクセスは四カ所となる。
駿河湾沼津SICについては、平成二十年度から設置を検討。採算性確保の難しさから一時、導入が見送られたが、その後、採算性の確保に見通しが立ち、今年五月二十日に連結許可を申請した。
市では、早期完成に向けて関係機関と調整し、事業を進めていく。
《沼朝平成25年6月12日(水)号》