沼津6海水浴場入り込み14万人
前年比2万3000人増
沼津市内の6海水浴場(千本浜、島郷、平沢、大瀬、井田、御浜)の海開き(7月13日)以降入り込み客数が、8月26日までに14万人を突破し、昨年を2万3千人近く上回った。
調査は、監視業務に当たったライフセーバーが各海水浴場で集計した。14万人を超えたのは東日本大震災以前の2009年以来。
入り込み客数が最も多かったのは昨年に続き平沢(らららサンビーチ)で、6万2085人(前年比1%増)。井田(同74%増)、大瀬(同56%増)、御浜(同27%増)も大幅に増加した。
市観光交流課の担当者は、入り込み客数が好調に推移した理由について「天候に恵まれたことに加えて、震災直後の海を敬遠するムードが少し和らいだため」と分析した。さらに、環境省の「水質が特に良好な水浴場」全国10選に平沢、大瀬、井田が選ばれたことや、世界遺産の富士山を海越しに眺められる景観が知られるようになったことも挙げ、「PR効果もあり、他県からの客を呼び込めた」と述べた。
《静新平成25年8月27日(火)朝刊》