西武新館跡全陣容揃ってから
一部の年内先行オープン先送りに
沼津駅南口前の西武百貨店がシャッターを閉じて十一カ月近く。同店新館跡にリニューアルオープンする複合商業施設は、全館の陣容が整ってからの年度内オープンを目指し、準備が進められている。一部、年内にも先行オープンする話があったが、先送りになった。
同施設を運営する浜友商事(本社・浜松市)は当初、パチンコ店を含む娯楽施設や準備ができるところはオープンすることもある、と市に伝えていたが、パチンコ施設を先行オープンさせることによるイメージの定着に配慮したようだ。
また、沼津の顔となる駅前にパチンコ施設が出来ることを疑問視する声や西武ブランドとのギャツプを指摘する論調が、市民間や市議会などから上がっていたことなども影響しているとの見方もされている。
同施設には、娯楽施設のほか、カフェテラスなどの飲食、スポーツ用品などの物販の出店が予定されているが、現在までに正式発表に至っていない。
《沼朝平成25年12月27日(金)号》