沼津署が緊急の飲酒運転取り締まり
沼津署は二十九日深夜から翌日未明にかけ、飲酒運転の緊急取り締まりを市内で実施した。
二十三日未明に酒気帯び運転の乗用車による衝突事故で二人が死亡したことを受けてのもので、森田幸光署長が陣頭指揮を執り、署員約五十人が出動した。
取り締まりでは、交差点で赤信号のために停車した車両を中心に、署員が運転手の状態を確認。出動前の署員に対して「飲酒運転根絶のために徹底した取り締まりを」と訓示した森田署長も、赤く点灯する棒状の停止灯を手にして各検問地点を巡視した。
取り締まりを担当する同署交通第一課の仁科正彦課長は「今年、管内では昨年同時期と比べて事故の発生件数や負傷者数は大幅に減少しているが、死者数は七人で、四人増えている。事故件数に対する死者数の割合は県内平均と比べると高い水準にある」と指摘。「署として取り締まりには、これまで以上に厳しく臨み、事故の未然防止に努めたい」と話している。
(沼朝平成26年8月31日号)
飲酒運転根絶へ取り締まり
沼津署は29日夜、沼津市内で飲酒運転の車が別の車に衝突して2人が死亡した事故を受け、飲酒運転撲滅に向けた緊急取り締まりを同市内で行った。
森田幸光署長ら同署員約50人が市内6カ所で、飲酒している運転者がいないかなどを確認した。事故現場の近くの、飲食店などが並ぶ大手町の交差点では、約10人の署員が信号待ち車両の運転者に声を掛け、呼気を調べた上で、飲酒運転をしないように訴えた。
(静新平成26年8月31日朝刊)