第5回カッパまつり
令和元年7月21日(日)15時
水神社境内及び東側車輌進入口
(雨天時は志多町自治会館)
■カッパ祭りについて
志多町と川廓町の氏神さんの水神山宮では、昭和30年頃まで7月のお盆に「カッパ祭り」が行われていました。
この祭りは水神さんの使いで子供を水中に引き込むと言われたいたずら好きのカッパを祀り、水難事故や災難防止を祈願する
珍しいお祭りです。
祭りの主役は雄と雌のカッパ、髪はトウモロコシの毛。ナスとキュウリの体に昆布の着物、かんぴょうの帯を締め、両手は楓の葉っぱ、葦の薄暗い祠(ほこら)の中で、ろうそくの灯りに照らされて大きな目をむき、赤い舌を出した恐ろしい顔で立っていました。
祭りでは、水難避けの焼印入りのお守り本札が売られ、金魚すくいや綿菓子などの夜店が並び、踊りもあり近隣町内から多くの人たちで賑わったお祭りでしたが、時に連れて次第に廃れ、近年の水神宮の例祭は、宮司のお祓いだけで、カッパ祭りはやがて忘れ去られてしまいました。
平成23年、町内有志により、復活しました。