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沼津・幼年消防隊員に仲間入り
沼津市幼年消防クラブ連絡協議会は十八日、同市岡宮の光長寺幼稚園と光長保育園で幼年消防クラブ編成式を開き、園児六十一人が本年度の幼年消防隊員として仲間入りした。
石川美和子園長が「火は上手に使えば便利だが、間違えば火事を招く。消防隊員としての約束を守って一年間頑張ってください」とあいさつした後、園児が「火遊びはしません。(火事の時は)泣かない、押さない、走らないを守ります」などと宣誓した。市消防本部予防課の宮代正一消防司令は「火事で大切な命を落とすこともある。火遊びをせず、火事を見つけたら大声で知らせるなどして十分気をつけてください」と激励した。
幼年消防隊員となった園児は一年間、パレードで火災予防を訴えたり、花火教室で正しい使い方を学んだりする。五月二十六日まで、市内各幼保園で編成式を行う。
同協議会は幼児期から火の大切さや恐ろしさを教え、防火意識を高めるために昭和五十九年に結成した。現在三十一園が加入している。(静新4月19日朝刊)