山田さんが8年のモンゴルとの交流で収集した作品展始まる。
平成26年6月10日~20日:会場沼津下本町カサブランカにて。

平成26年6月10日~20日:会場沼津下本町カサブランカにて。

モンゴルの民芸品や美術品
カサブランカでコレクション展
国際交流協会のボランティアとしてモンゴル人留学生らを支援したこともあり、約二十回にわたりモンゴルを旅する山田昌弘さん(三園町)が、現地で購入した民芸品や美術品を集めたコレクション展「モンゴルの蒼い空」が二十日まで、下本町のギャラリーカサブランカで開かれている。
山田さんは平成十八年、交流があったモンゴル人留学生に招待され、モンゴル建国八百年祭に合わせて現地を訪れ、以来、年一回から数回、モンゴルを旅行して現地の友人との交流を続けている。
今回は、モンゴルの画家が、日本の名画やモンゴルの有名な絵画を模写した油彩画、カシミヤのマフラー、モンゴル高原の遊牧民カザフ族の移動式家屋「ゲル」の壁を飾る、カザフ刺しゅうが施されたタペストリー、馬頭琴、皮製品など約五十点を展示。現地で撮影した記念写真なども並ぶ。
また、春のモンゴル高原に咲く花や、モンゴルの文化や生活などを紹介しており、山田さんは「モンゴルは日本語を話せる人も多く、通訳がいなくても言葉には困らない。花もきれいで、風景が素晴らしい。展示を通じてモンゴルの魅力が伝われば」と話している。
開場時間は午前十時から午後五時。
(沼朝平成26年6月13日号)