活況シラス漁
富士・田子の浦沖 鮮度が自慢
富士市田子の浦沖合でシラスの豊漁が続いている。田子の浦漁業協同組合によると黒潮に乗ってシラスが駿河湾に入り込み、解禁日からの漁獲量は例年の二倍近くに上るという。
漁は船一隻で網を引く「一艘曳(そうび)き」。二艘曳きよりも捕獲から荷上げまでが早く、鮮度が良いという。十五日は日の出間近の午前五時三十分に二十三隻が一斉に出港した。
引き揚げられたシラスはその場で氷で締められる。早い船では出港から一時間以内で競りに掛けられる。シラスは地元の販売店などに生や釜揚げにして並ぶ。
日の出丸の芹沢豊船長は「切れ目なく捕れている。久しぶりの大漁だ」と話す。加工販売店の「しらすの八幡」(深沢正彦社長)は「質がいいので県外からも買い求めに来ている」と笑顔だ。
(静新平成20年4月18日(金)朝刊)
富士・田子の浦沖 鮮度が自慢
富士市田子の浦沖合でシラスの豊漁が続いている。田子の浦漁業協同組合によると黒潮に乗ってシラスが駿河湾に入り込み、解禁日からの漁獲量は例年の二倍近くに上るという。
漁は船一隻で網を引く「一艘曳(そうび)き」。二艘曳きよりも捕獲から荷上げまでが早く、鮮度が良いという。十五日は日の出間近の午前五時三十分に二十三隻が一斉に出港した。
引き揚げられたシラスはその場で氷で締められる。早い船では出港から一時間以内で競りに掛けられる。シラスは地元の販売店などに生や釜揚げにして並ぶ。
日の出丸の芹沢豊船長は「切れ目なく捕れている。久しぶりの大漁だ」と話す。加工販売店の「しらすの八幡」(深沢正彦社長)は「質がいいので県外からも買い求めに来ている」と笑顔だ。
(静新平成20年4月18日(金)朝刊)